子どもが病気のときなどは、夫婦どちらかが休めるのがいちばんよいのですが、なかなかそうもいきません。住んでいる地域に病児・病後児保育サービスを提供している施設がないかを調べておくことも大切です。

病児・病後児保育は、保育所や病院、診療所に併設されていることが多く、対象年齢や保育時間、事前登録の有無など、利用方法はまちまちなので、イザというときにスムーズに利用できるように準備しておくとよいでしょう。

近くの病児・病後児保育施設の場所をスマホで検索できる「あずかるこちゃん」というサービスもあります。「あずかるこちゃん」と提携している施設であれば、スマホから24時間、予約やキャンセルすることができます。現場で見守るのはプロの保育士や看護師ですから安心ですし、後ろめたさも少しは薄まるのではないでしょうか。

ベビーシッターの利用も選択肢の1つです。保育園を基本としつつ、必要に応じてピンポイントで利用できると、綱渡り生活も多少は回避できます。ベビーシッター会社によっては、事前の面談を推奨しているところも多いようです。

育休期間中に実際に利用してみて、信頼できるところを見つけておくと安心です。子どもが熱を出したとき、自宅に来て子どもの世話をしてくれたり、病院に連れて行ってくれるサービスや、保育園にお迎えに行き、習い事に連れて行ってくれるサービスもあります。

リーズナブルに育児支援サービスが受けられるファミリーサポートセンター事業も全国展開されています。お近くのファミリーサポートセンターをチェックしてみてはいかがでしょう。

保育園からのファーストコンタクトを誰にするかは重要です。業務の内容などから、夫婦どちらか柔軟に動けるほうにしておくか、おじいちゃんおばあちゃんなどにお願いできる状況であれば連絡先として登録させてもらうなど、形式的にではなく、しばしば起きるという前提で決めてください。ファーストコンタクトで都合がつかない場合に備えて、第2第3の対策も用意しておきましょう。

育休明けにいきなり全力疾走するのではなく、大人も子どもも少しずつ慣れていく必要があります。夫婦で育休を取り、それぞれが試運転をしておくと、気持ちに余裕をもってスタートさせることができます。十分に話し合いの時間を取るために、夫婦で育休が重なる期間をつくってもよいでしょう。

「パパ休暇の特例」を知っていますか?

このように、育休期間をどう過ごすかは育休後の生活を大きく左右します。お互いのキャリアを尊重する形で、夫婦の育休計画を練り上げることが大切です。そのためにも制度をよく知り、利用できるものは積極的に取り入れていきましょう。