東洋経済新報社の記者・編集者が、SBI証券のチーフストラテジストの北野一氏とともにマーケットを展望する月1回の動画連載「Monthly TREND REPORT」。第25回前編のテーマは「成長(グロース)株をめぐる同床異夢」です。北野氏が解説します(詳しくは動画をご覧ください)。

株式市場では「グロース(成長)株は金利が上昇したり、インフレ率が高くなると下落しやすい」などとよく言われる。実際、ハイテク株などはそうした動きに見えることも多々ある。

北野氏は「金利は実質金利と期待インフレ率に分けることができる」としたうえで、2021年の株式市場での動きを分析した。

すると、インフレ率が上昇しても落ち着いても、グロース株とその対極にあるバリュー(割安)株の相対的な株価の関係には影響をあたえていないことがわかった。一方、実質金利が上昇する局面ではグロース株が下がり、下落する局面では逆に上昇しやすいことがわかった。

では、2017〜2018年の約2年間、アメリカで金融引き締めが行われた時期はどうだったか。このときは、実は金利上昇局面でもグロース株は上昇していたことが証明されている。つまり、一般的には「グロース株は金利の上昇には弱い」と言われているが、このときは「真逆の反応」を示していたというわけだ。

これはどういうことなのか。詳しくは動画をご覧ください。

著者:東洋経済 会社四季報センター