〜11位以降は国名と金額を記載します〜

11位 ノルウェー 10万8907ドル(1197万円)
12位 アイルランド10万6389ドル(1170万円)
13位 オランダ 10万4076ドル(1540万円)
14位 イギリス 10万2364ドル(1126万円)
15位 デンマーク 10万0587ドル(1106万円)
16位 フランス 9万8647ドル(1085万円)
17位 ベルギー 9万7549ドル(1073万円)
18位 ロシア 9万3330ドル(1026万円)
19位 フィンランド 8万9317ドル(982万円)
20位 スウェーデン 8万6556ドル(952万円)
21位 南アフリカ 7万5280ドル(828万円)
22位 ケニア 7万3200ドル(805万円)
23位 スイス 6万6000ドル(726万円)
24位 ポルトガル 5万5455ドル(610万円)
25位 スペイン 3万7965ドル(417万円)
26位 トルコ 3万3630ドル(369万円)
27位 ポーランド 3万1480ドル(346万円)
28位 チェコ 3万0884ドル(339万円)
29位 ハンガリー 2万8000ドル(308万円)
30位 中国 2万2000ドル(242万円)

このランキングでは議員に支払われるものを議員報酬と定義しています。日本の基準(月額歳費+賞与+文通費)にならいました。たとえば、立法事務費780万円は個人ではなく政党に支払われるものですから除外しています。

お手本にしたいイギリスの仕組み

日本はイギリスと同じ議院内閣制ですがウェストミンスター・システムとも呼ばれるイギリスの政治形態は参考になります。上院は貴族院と呼ばれ世襲によって構成されてきましたが現在は大幅に削減され無報酬を踏襲しています。議員は名誉職の位置づけて資産があるため無報酬なのです。

下院は基本給に手当が加わりますが、各議員が実費精算することから内容が異なります。議員1人ひとりの手当や使いみちは詳細に公開され、誰でも閲覧できるようになっています。

過去には、イギリスでも議員の出費が不透明だった時代がありました。2009年に多くの不適切な経費請求が相次いで発覚します。イギリスの新聞、デーリー・テレグラフは、全国の646人の議員のうち、200人以上の不適切な経費請求を明らかにします。議員は国民から強い反発を受けました。

その後、ルールが厳格化され、現在ではすべて公開が義務付けられています。議員がどのように税金を使っているのか厳しく問われるようになりました。

議員は国の代表ですから、相応の報酬があることは然るべきと考えます。しかし、それは国民の血税です。税金によって支払われる以上、議員の仕事に見合うかどうかを国民1人ひとりが注視して吟味すべきではありませんか。日本で、報酬の使いみちがガラス張りになる時代はやってくるのでしょうか。

著者:尾藤 克之