日産は2022年1月14日、新型「フェアレディZ」の日本市場向けモデルを東京オートサロン2022で公開。併せて特別仕様車の「Proto Spec」を発表した。

新型フェアレディZは、2021年8月18日にアメリカで世界初公開されており(アメリカ名は日産「Z」)、記憶にある方も多いだろう。このとき、日本市場への導入も明言されており、満を持してお披露目される形となった。

今回は日本仕様のスペックやグレード構成が発表されたが、価格が明らかになったのはProto Specのみ。Proto Specは、2022年6月下旬頃より販売が開始される予定となっており、事実上のファーストエディションとなる。ネット申し込みのみでの販売で、価格(消費税込)は696万6300円だ。

なお、日本市場でのモデルチェンジは14年ぶりだが、プラットフォームなど基本構造を現行モデルからキャリーオーバーするためか、型式は「Z34」のまま変わらない。そのため、フルモデルチェンジではなくビッグマイナーチェンジ扱いとなるようだ。

3.0Lツインターボで405PS!

詳細が明らかになった新型フェアレディZは、一体どんなクルマなのか。歴代Zへのオマージュを感じさせるデザインのボディは、全長4380mm×全幅1845mm×全高1315mm、ホイールベースは2550mm。現行モデルよりも、全長が120mm長くなっている。全幅と全高は同等だ。

全長が拡大されたことにより、伸びやかな印象が強まった(筆者撮影)

搭載されるパワートレインは、これまでのV型6気筒3.7リッター自然吸気エンジンに代わり、V型6気筒3.0リッターツインターボに。最高出力298kW(405PS)/6400rpm、最大トルク475Nm(48.4kfgm)/1600-5600rpm を発生し、6速MT仕様とマニュアルモード付き9速AT仕様が用意される。

グレード構成はベースモデルから順に「フェアレディZ」「フェアレディZ Version S」「フェアレディZ Version ST」「フェアレディZ Proto Spec」の4グレード。詳しい装備内容は発表されていないが、Version Sがベースモデルにスポーティな装備を加えた仕様、Version STは本革シートを始めとしたラグジュアリーな装備を付加したものだと思われる。

特別仕様車となるProto Specは240台のみの限定車で、イカズチイエローとスーパーブラックの2トーンボディカラーが特徴だ。