老後資金を有利に貯めるなら、ぜひおすすめしたいのが「iDeCo(個人型確定拠出年金)」です。まずはその仕組みを簡単に解説します。

【秘訣②】「iDeCo」で老後に備える

「確定拠出年金」は、国民年金、厚生年金などに加えて、年金を増やしていく制度です。運用先は、投資信託や定期預金など、選択肢の中から自分の好きなものを選べます。

「確定拠出年金」には「企業型」「個人型(iDeCo)」があり、加入者や掛け金の上限などの条件が異なります。

勤務先が導入していれば、すでに「企業型」に加入している可能性があり、その場合は会社が掛け金を払っています。加入者が任意で上乗せできる「マッチング拠出」もあります。

「個人型(iDeCo)」は、会社員もフリーランスも公務員も主婦も任意で加入でき、掛け金を自分で支払います。次のような3つのメリットがあります。

「iDeCo」3つの税制優遇

メリット①掛け金が所得から控除できる

加入して積み立てたお金(掛け金)は、社会保険料のように全額所得から差し引くことができるので、掛け金が多いほど所得税や住民税が少なくなります

たとえば、年収400万円、毎月2万円の掛け金で試算すると、所得税と住民税合わせて年間3万6000円程度、納める税金が少なくなります。

メリット②運用益に税金がかからない

払ったお金は、自分で選んだ金融商品で原則60歳まで運用します。「NISA」と同様、利益や利息に税金はかかりません

メリット③受け取るときにも控除がある

「iDeCo」で将来受け取るお金は「所得」とみなされ、所得税がかかりますが、一定の控除が設けられています。