同等グレードで比較すると、より凝ったデザインを採用しているヴォクシーのほうが5万〜7万円高くなっており、ノアの非エアロ系グレードであればさらに7万〜8万円安くなるので、価格重視であれば、ノアのほうが買い得となるだろう。

新型ノアで設定されているレッドマイカメタリック(写真:トヨタ自動車) 新型ノアで設定されているレッドマイカメタリック(写真:トヨタ自動車)

また、ボディカラーと内装色のラインナップにも違いがあり、ヴォクシーには今流行のソリッドグレー調の「マッシブグレー」が設定される一方で、ノアにはミニバンでは珍しい「レッドマイカメタリック」と落ち着いた雰囲気の「スティールブロンドメタリック」が専用色として用意される。

ノアで設定されているフロマージュの内装色(写真:トヨタ自動車) ノアで設定されているフロマージュの内装色(写真:トヨタ自動車)

内装は、ヴォクシーがブラック系のみとなるのに対し、ノアの非エアロ系ではブラックのほかブラウン(Xグレード)とフロマージュ(Gグレード)を選ぶことができるという点も小さくない違いと言えそうだ。

そのため予算重視であればノアを、そうでなければ個々のデザインや色の好みで選択して問題ないだろう。

ガソリンモデルにするか、ハイブリッドモデルにするか

ノア&ヴォクシーのハイブリッドシステム(写真:トヨタ自動車) ノア&ヴォクシーのハイブリッドシステム(写真:トヨタ自動車)

続いて悩ましいのがパワートレイン。今回も1.8Lのハイブリッドと2Lのガソリンという排気量は不変だが、ガソリンエンジンはダイナミックフォースエンジンへと置き換えられている。また、先代ではガソリンモデルにしか設定のなかった4WDが、ハイブリッドモデルにも設定(E-Four)されたため、降雪地帯のユーザーでも選択の幅が広がったと言えるだろう。ガソリンとハイブリッドの価格差は、グレードによるが35万円〜40万2000円となっており、従来モデルよりもその価格差は小さくなっている。

カタログ燃費の差で見てみると、ハイブリッドが22.0〜23.4km/L、ガソリンが14.3〜15.1km/Lとなっており、最良値同士で比較すると、年間1万km走行、ガソリン単価が160円として年間の燃料代は3万5000円ほどハイブリッドが安くなる。そのため、走行距離や保有期間が長くなればなるほど、車両価格の差を縮めることができるので、中長期的な運用を考えてチョイスしたいところ。恐らく下取価格もハイブリッドのほうが好条件となる可能性が高いという点も考慮していくべきだ。