このところ暑い日が続いている。数週間前と比べて、半袖で出歩く人が増えた。

ところでスーパーマーケットやコンビニエンスストアでの商品には、「温」商品と「冷」商品がある。「温」はおでんなど、「冷」はアイスなどの商品だ。

これらの商品は、気温の絶対値よりも、1週間前との温度差によって伸びはじめる。たとえば気温が30℃と28℃では当然30℃が高い。ただ、33℃が30℃になった場合と、25℃が28℃になった場合では、後者のほうが体感的に「冷」商品を求める。逆に前者は、体感的に「温」商品を求める。おでんが9月上旬からすでにコンビニで売り出されるのを覚えているかもしれない。

データで確認してみよう。

筆者は6000万人規模の消費者購買情報を基にした、True Dataのデータベース「ドルフィンアイ」を使って、主要な全国のスーパーマーケットのPOSデータを基に、ファミリーアイスの「買物指数」を抽出した。この「買物指数」は来店100万人あたりの売り上げ点数だ。

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アイスは4月中旬から例年売れ始める

グラフは直近からさかのぼって2年分のデータを同月同週で並べたものだ。グラフの左側で見て取れるように4月中旬から伸び始め、7月下旬あたりにピークを迎えている。8月はまだ暑い日が多いものの、そこからは減少傾向を見せている。

なお少子高齢化はあるものの、アイスクリームおよび氷菓の売上高はこれまで順調に推移している。もちろん気候に左右されるとはいえ、高級な商品を発売したり、SNSで拡散されるようにマーケティングを重ねたり、と同商品の関連団体はまとめている。

同様のデータを使って市販アイスの売れ筋をブランド・商品別に調べてみた。期間は2022年03月14日〜2022年04月10日。True Dataのカテゴリに沿って単品の「パーソナルアイス」だけでなく、複数本が箱に入った「ファミリーアイス」やハーゲンダッツのような「プレミアムアイス」も含めて、売れ行き上位300商品をランキングにした。

2017年にも上位100商品、2019年にも上位200商品のランキングを紹介したことがあるが、最新版となる。集計対象となったのは922商品に及んだ。