また、できるだけ過去から学べるように「自分を試す」ことも大事です。

例えば、7浪目の私は、各社が出しているセンター試験の過去問に似せた「センターパック」と呼ばれる教材をやっていました。この擬似問題集は「実際のセンター試験よりも点数が低めに出る」といわれていました。

私はこれを2回やってそれぞれ120点、127点でした。そのため、確実に本番のセンター試験では7割である140点には到達するだろうと得意げになっていたのですが、実際に本番で取れた点数は98点。半分にも満たない大惨敗でした。

原因を分析したところ、確かにこの問題集は本番よりも登場する単語は難しかったのですが、その代わりに文章中の構文や問題の選択肢、文法問題は本番より易しく作られていました。

例えば、整序問題で頻出英熟語である「cannot help ~ing(〜せずにはいられない)」を当てはめるだけといった単純な問題が出ましたが、本番では純粋な文法力を聞く問題が出るので、暗記だけで解けるこうした問い方はしません。

しかし、私は基本的な文法や精読の基礎を固めないまま、暗記作業に膨大な時間を費やした人間だったのでこちらのほうが取れたのです。精読や文法と違い、英単語と英熟語は理屈を理解せずとも覚えたら覚えただけわかるようになりますからね。英語の先生に「珍しいタイプ」と言われました。

これを読んでいるのが受験生なら、私は「擬似問題集ではなく、本物の過去問をやるべきだ」とアドバイスしたいです。何が問われているのか、どういう考え方をすればいいのかを知るには、志望する大学が作成した問題を解くのがいちばんの近道なのです。

ということで、過去のデータを参考にする姿勢を持ちましょう。最短で知恵やノウハウを吸収するのにとても重要な姿勢です。

「毎日同じことをコツコツ」を転換すべきときがある

期日に間に合わない人はリスクを取らない

最後に紹介するのは、この特徴です。「えっ、どういうこと?」と思う人もいるでしょうが、だらだら今までと同じことを続けているような人は、実は期日に間に合わない場合が非常に多いのです。

例えば勉強では、毎日同じことをコツコツ繰り返す姿勢はとても大事です。しかし、ある程度続けていて成績が頭打ちになってしまった場合、今までやってきたことを大きく転換する必要があります。