認知特性は、大雑把に言うと3つのタイプに分かれます。

①視覚優位:何かを覚えたりするときに、ビジュアルで覚えるのが得意
②言語優位:何かを覚えたりするときに、文字や文章で覚えるのが得意
③聴覚優位:何かを覚えたりするときに、音で覚えるのが得意

例えば、「織田信長」という人物を覚えなければならないとなったときに、「織田信長さんはどんな顔をしているんだろう?」と考えて写真で覚えるのが得意なのが視覚優位で、「織田信長」という文字列を覚えるのが得意なのが言語優位で、「おだのぶなが」という音の響きで覚えるのが得意なのが聴覚優位、という具合ですね。

どの覚え方が優れているかとか、どの認知特性の人がいいかとかではありません。「自分の特性に合った勉強をすると成績が上がりやすい」ということです。

そして実は東大生は、自分の特性を意識的であれ無意識的であれ知っている人がほとんどです。自分がどういう勉強をすれば覚えられるかをしっかり認識しており、だからこそ勉強の効率がいいのです。

教科書を何度も読む「言語優位」の東大生

①言語優位の東大生の場合

言語優位の東大生は、とにかく教科書を何度も読む勉強をしていました。教科書がボロボロになるまで読んで、その教科書の文言を暗記するような勢いで勉強していたのです。いろんな参考書に目を通すのではなく、1つの参考書を何度も何度も読むのです。

『ドラゴン桜2』の5巻でも、言語優位の学生のエピソードが出てきます。

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(漫画:©︎三田紀房/コルク)