まず、どのタイプが一番結果を出せないかというと、Cの「すぐ答えを聞くタイプ」です。

このタイプは、一見人から話を聞いていて賢い選択をしているように見えますが、自分の頭で考えずに、なんでも人に聞いて、自分で判断する習慣がないタイプです。

Cのタイプは、ここ一番の勝負で自分で判断ができずに苦しみ、選べず、大事な時にこそ失敗してしまいがちなのです。

また、Cのタイプはモチベーションが続かないことがあります。例えば親御さんや先生の意見を聞くのはいいことですが、「なぜその選択をしたのか」と聞くと「親が言うから」と答えるような生徒は、本当はその選択に納得していません。だから、進路を一度選んでも、後から「こっちで本当によかったのかな」と悩んでしまいがちです。

それに対して、AやBは「自分の頭で」判断をしています。なかなか決めきれなくても、間違った結論であったとしても、自分で判断しています。自分の中で結論を出し、自分で決める習慣ができているので、あとからあまり悩むことがなく、ここ一番でも自分で選択することができるのです。

伸びるのはBタイプ

そのうえで、AタイプとBタイプは、どちらのほうが「より伸びる」タイプだと思いますか?我々が結論として出しているのはBタイプのほうです。

Aタイプのほうは、長い時間考えていることから、しっかりと悩むことができていることがわかります。考える習慣があるのはとてもいいことなのですが、「悩み」の中には、結論が出せない類のものもありますよね?「どっちの参考書が自分に合っているのか」「どっちの学部のほうが、自分が楽しめるのか」など、選んだ後になってからしか正解がわからないものもあるのです。

「後悔しない選択をしよう」なんてよく言いますが、僕はこれは無理な話だと思います。選択した後に、もっといい道が現れることも多いではありませんか。また、結果が出ないとわからないこともたくさんあるでしょう。

我々にできることは、「後悔しない選択をする」ことではなく、その時々における「最善だと思う道を選ぶ」ことだと思います。

だから、悩み続けて時間を浪費してしまうタイプは、結果が出にくくなってしまうことがあるのです。