レジ袋やストローなど、使い捨てプラスチック製品削減の動きが進んでいる。ヨーロッパでも2019年にEU(欧州連合)で「使い捨てプラスチック指令」(以下、Single-use plasticsを略した「SUP指令」と表記)が公布された。

SUP指令では使い捨てプラスチック製品による海洋汚染に言及しており、EUの海岸で見られる廃棄物の70%を占める上位10種の製品について規制を課している。主に使い捨て食器類、ビニール袋、食品包装などだ。

2016年にはレジ袋の有料化

筆者が住むオランダでは、2016年にレジ袋の有料化、2021年に使い捨て食器やストローなどのプラスチック製品の市場撤廃と、段階を追って削減が進められている。  

そして2023年7月から新たに「飲食物の持ち帰りに使い捨てプラスチック容器を使わない。必要な場合はその費用を消費者から徴収する」という取り組みが始まった。いわゆるテイクアウトやデリバリーで使い捨てプラスチック容器の使用を減らす、という意味だ。規制の対象は、店外ですぐに食べられる形式の飲食物である。

世界100カ国以上の現地在住日本人ライターの集まり「海外書き人クラブ」の会員が紹介する。