デスクワーク中心の仕事をする男性ビジネスパーソンは、姿勢の悪さや疲労が慢性化し、普段から体各部にリスクを抱えていることも多い。「筋肉デザイナー」として股関節ストレッチスタジオを開設・運営し、新刊となる『体がかたい人でもラクに開脚できるようになる本』をまとめた藤本陽平氏によると、そんな男性にとって、短時間で手軽にこなせる「開脚ストレッチ」こそ効果的なのだという。これから、男性が陥りやすい体の問題を解決に導く開脚ストレッチ法を具体的に教えていただく。

結果が出る「開脚ストレッチ」エクササイズ

筋肉量やホルモンバランスなどの身体的特性により、男性の体には、女性とはまた違った形で「姿勢の乱れ」「体の疲れ」「腰の痛み」「メタボ」のような問題が生じます。

ここでは、男性ならではの身体的特徴を念頭に、誰でも簡単に取り組める「開脚ストレッチ」を4パターン、わかりやすくシンプルに解説しましょう。

■「ねこ背改善」開脚ストレッチ

「1日のうち大半の時間を過ごしている姿勢」が、その人の“基本姿勢”として形づくられます。つまり、ねこ背ぎみの人なら、パソコンに向かう背中を丸めた状態が基本姿勢になってしまうわけです。でも、そのような人が無理に背筋を伸ばそうとしても逆にストレスを感じるだけ。結局すぐに元の姿勢に戻ってしまいます。

ねこ背を解消するには、「自分が気持ちよく感じられる動き」を通じて、人間本来の姿勢に戻していく必要があります。

そこでぜひやってみてほしいのが「ねこ背改善」開脚ストレッチです。ただし、背中と腰が丸まった状態のまま開脚動作をしても、何も改善しません。ポイントは、背中をソファーの座面の縁などにもたせかけるようにして、胸を張った体勢で開脚をすることです。

「開脚って、体を前に倒すんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるはずですが、実は、ねこ背の人は「体を後ろに倒す開脚」という逆転の発想が効果的です。