「未婚化」「晩婚化」が進み、平均初婚年齢が上昇する中、男女交際・結婚への意識にはどのような傾向が見られるのでしょうか。以前、平均初婚年齢である30歳前後のアラサー世代の結婚についての意識を、3回の記事で紹介してきました(「アラサー女子の恋愛が『結婚前提』とは本当か」など)。アラサー世代の結婚の意識に続き、平均初婚年齢を過ぎた年齢層から、生涯未婚率の基準である50歳を過ぎた年齢層までを対象に行った調査の結果を4回に分けてご紹介します(本記事は第4回。前回は「『婚活開始の年齢』が結婚の成否を分けている」)。今回のテーマは「35〜54歳の恋愛意識」についてです。

なお、本稿記載のデータは、明治安田生活福祉研究所が行った「35〜54歳の結婚意識に関する調査」、および「男女交際・結婚に関する意識調査」の調査結果を使用しています。

35〜54歳の人は平均初婚年齢(注)の頃、恋愛に対する意欲はどのくらいだったのでしょうか。30歳当時の恋愛・男女交際へのスタンスをたずねたところ、「積極・能動的」の割合は、男女とも未婚者より既婚者のほうが高く、また既婚者では女性より男性のほうが高くなりました。(注)平均初婚年齢:夫31.1歳・妻29.4歳(出所:厚生労働省「平成28年 人口動態統計」)

特に男性の場合、既婚者全体の45.8%が、「30歳当時、積極・能動的だった」と回答しているのに対し、未婚者全体では18.4%と27.4ポイントの差があります。