「毎日、万引きができないと気が狂う」——。

万引きをやめられない東京都内在住の女性(33)はおよそ6年にわたり、毎日のように万引きを繰り返していた。

1年前、彼女は止まらない万引きが原因で元夫から離婚を迫られた。子ども2人の親権は元夫が持ち、彼女は独り身になった。そのときの心境を「夫と子ども2人の生活から、やっと解放されると思った」という彼女は、離婚後、さらに万引きへの依存を加速させていく。

彼女はなぜ万引きに手を染めるようになったのか。なぜ万引きに「依存」していったのか。

万引きのきっかけ

「たしか長女が1歳になる前なので7年前のことですが、いつものようにベビーカーを押しながらスーパーで買い物をしていたんです。そのとき、1000円くらいするビスケットが目に止まって、何気なくベビーカーの中に入れました。ベビーカーの覆う部分を広げて死角をつくり、子どもをあやすフリをしながら。そこから万引きが始まっていったような気がします」

そのときの心境を「子どものことよりも、このビスケットをタダで手に入れたいという気持ちに駆られていた」と話す。

盗ってもバレないーー。