世界的に著名な自然療法士でオステオパシストのフランク・ラポルト=アダムスキー氏。1992年に発表された「アダムスキー式腸活法」は30年近く欧州で愛され続け、その「腸活メソッド」を紹介する著作は、本国イタリアのみならず、ドイツ、フランス、スペイン、ポルトガル、ベルギー、トルコなど世界中で話題になっている。

「アダムスキー式腸活法」は、Google.itの食事法(ダイエット)部門(2017年)で「最も検索されたキーワード」ベスト3に選出されたほどで、その全メソッドを記した著書『腸がすべて』は、日本でも5万部のベストセラーになるなど、話題を呼んでいる。

「腸を味方につけることで、自分自身の可能性をもっと引き出すことができます」と語るのは、一般社団法人日本美腸協会の代表もつとめていた「美腸ナース」こと小野咲氏だ。その小野氏に「腸活」について話を聞いた。

腸がうまく機能しないと「命」にかかわる

私が「腸」と関わることになったきっかけの1つは、看護師として小児科に勤務したことです。

子どもの生態肝臓移植で有名な先生のもと、オペを担当させていただいたのですが、肝臓と消化器官がとても近い場所にあり、術後のケアによっては、腸が動かなくなったり、癒着を起こしたりすることがありました。そして、「腸がうまく機能しないと、命にかかわる」ということを学んだのです。

さらに、私自身がひどい「便秘体質」で、子どもの頃からたびたびトイレにこもって苦しんできました。

便秘の原因の1つは「菌」と言われています。最初は、産道を通って生まれるときに、「母親からもらった菌」によって「腸内環境」がつくられます。スキンシップなどでも菌をもらいますから、それも影響してきます。その後は、「食事」「運動」などの「生活習慣」が影響します。

個人的には、「恥ずかしくてトイレに行けない」というタイプの子どもに、「便秘の習慣」がついてしまうことがあると思っています。私自身、親にも言えずに「ひとりで我慢するタイプ」で、学校ではわざわざ体育館裏のトイレまで出かけていましたから。