2016年に一世を風靡した大ヒットドラマの主人公を務めた、新垣結衣さん(32歳)と星野源さん(40歳)がリアルでご結婚されました。ドラマの世界のみならず、現実の世界でもお似合い夫婦となったお二人に心からの祝福を贈りたいと思います。

夏目三久さん、有吉弘行さんカップルに続く華やかな年の差婚のニュースに、つい「やはり自分も若い女性と結婚できる気がする……」と夢を抱く男性は多いかもしれません。

筆者は、日頃の業務のなかで、地方自治体等の結婚支援に関するアドバイザー業務も行っていることから、結婚相談所や支援センターなどの現場の方達と定期的に勉強会をしているのですが、実際に夏目さんと有吉さんの結婚報道の後、結婚相談所への女性からの問い合わせはいつもと変わらなかったものの、有吉さん世代のアラフィフ(50歳前後)男性からの問い合わせは増えたそうです。

男女で異なる「年の差婚報道」への反応

残念ながら、こういった芸能界の男性が年上の「年の差婚報道」を見て、独身女性から「かなり年上でもいいのでお金持ち男性は登録していますか」という問い合わせは増加しません。しかし、男性からの「●歳くらいの(報道されたカップルの女性の年齢くらいで質問者よりかなり年下)女性は登録していますか」といった問い合わせは必ず増えると相談所の方たちから聞いています。

これは男性と女性の結婚相手への基準の多様性の差にあるように思います。ある地方自治体での「お見合いお申込み分析」をしたことがあるのですが、男性はわかりやすく「容姿重視で申し込んでいる」との結果が統計的に有意でした(詳しい分析方法については、専門性が高いためここでは省略します)。

一方、女性はというと、お申し込みの基準は人によって、かなりばらついており、重視する条件(年齢、容姿、身長、年収、職業、学歴、婚歴、親との同居有無などなど……)について、男性のように共通した優先順位の傾向があるわけではなく、「優先度はその人による」という結果がでています。

つまり、女性のほうが芸能人の年の差婚報道をみても「そういう人もいるよね」というレベルの受けとめ方が多いのだと思われますが、男性はというと、報道される年の差婚カップルの女性の容姿が魅力的であるほど、「すばらしい。自分もそういう結婚がしたい」となる傾向があるようです。