ただ、以前の記事などで何度もお伝えしていますが、心躍るような年齢差の結婚は、そもそも「統計的に見れば、ほぼ起こらない結婚」だからこそニュースで大きくとりあげられるのです。もし年の差婚がよくある結婚であるならば、ニュースとしての価値は高くないため、大きく報道されることはないでしょう。

そこで今回は初婚同士の40歳男性と32歳女性の「逃げ恥婚」がどれくらい発生しているのかについて、国の最新の2019年婚姻統計をもとに解説したいと思います。

40歳以上の初婚男性の結婚は全体の8.8%

2019年に結婚生活に入り、かつ婚姻届けを提出した男女とも初婚同士のカップルは33万9418組でした。そのうち圧倒的な割合を占めたのは20代男性の結婚(52.6%)です(図表1)。初婚同士の夫婦の半分以上が20代までの夫となっています。30代男性の結婚割合は37.7%に下落し、20代男性が大きく引き離している様子がわかります。

平均初婚年齢の報道を見て、30歳を過ぎてからの結婚が普通であると誤解している男性は大変多いのですが、実は初婚同士の結婚市場においては、20代男性が圧倒的多数派なのです。「それって女性の話じゃなかったのか……」という認識だった方はライフデザイン設計の前提に誤解があり、思うようにはことが運ばない確率が高くなりますので、要注意です。

星野さんと同年齢の40歳以上の男性が含まれる結婚は2万9729件で、全体の8.8%(11組に1組)となります。そもそも40歳以上の初婚男性が初婚の女性との結婚を果たす割合はかなり少ないのです。あらためて、40歳での結婚を果たされたことに関して、さすが星野源さん、といったところです。