先日、診察室で患者さんから次のような質問を受けました。

「先生、この前薬局に行ったら、薬剤師さんから「ジェネリック薬でいいですか?」って聞かれたけれど、ジェネリックって本当に大丈夫なんでしょうか」

高橋英樹さんや黒柳徹子さんなどがテレビのCMでジェネリック医薬品を奨めているのを視聴して、ジェネリックという言葉に聞き覚えのある方は多いかもしれません。が、その意味はよく知らないという人もいるでしょう。

さらに、最近ジェネリック医薬品メーカーの不祥事が相次いでいるため、安全性に不安を持つ人もいるでしょう。今回は、「ジェネリック医薬品とのつきあい方」についてお話しします。

そもそもジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とは、後発医薬品のことをさします。新薬(先発医薬品)として開発された薬が特許出願日から20年という特許期間が過ぎると、審査を受けた上で他の医薬品メーカーから同じ有効成分の薬の発売が可能となるのです。それらが後発医薬品とかジェネリック医薬品と呼ばれます。また、ジェネリック医薬品の中でも新薬のメーカーから承諾をうけた上で他のメーカーがつくっているオーソライズド・ジェネリックというものもあります。