研修の企画・講師を年200回、トータル2000社、累計2万人を超えるビジネスリーダーの組織づくりに関わってきた組織開発コンサルタント・高野俊一氏による連載「上司1年目は“仕組み”を使え!」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

あなたの部下は、不満や愚痴が多くないでしょうか?

 ・働く時間が長い

 ・休みが取れない

 ・仕事が面白くない

 ・仕事の進め方が納得できない

 ・指示の仕方が気に入らない

 ・職場に合わない人がいる

世の中には、不平不満、愚痴、陰口が蔓延している職場もあれば、不満を改善し、提案に変え、チームがどんどん良くなっていく職場もあります。この違いは何なのでしょうか?

誰しも、愚痴や陰口が多い職場では働きたくありません。問題があれば改善し、悩みがあれば解消し、「より良くなろう」と前向きな雰囲気のある職場のほうが、働きやすいに決まっています。

ある調査によると、日本人で自分の仕事にやりがいを感じている人の割合は2割程度ということですから、大半は仕事に対して何らかの不満を持っているようです。その不満を声高に主張する人もいれば、心の中に溜め込む部下もいることでしょう。

部下の不満にどう向き合っていくべきか

いずれにしても、職場で感じている不満や悩みが改善に向かっているかどうかというのは、組織を率いる上司としては極めて重要なテーマだといえます。しかも、その不満を提案に変える力というのは、上司の「ある技術」によって決まるのです。

部下の不満にはどう向き合うべきなのでしょうか? 今回は、部下の不満を提案に変え、組織の力にしていく技術を解説します。