在宅勤務などによって、家で料理をする人が増えたのではないでしょうか。料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番の料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作る方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介する連載『樋口直哉の「シン・定番ごはん」』。

今回は「豆腐丼」と「ザーサイスープ」です。

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味の秘密は「ザーサイ」にあり!

暑い日が続きます。こういう時期に食べたくなるのが冷奴。豆腐にしょう油を垂らすだけでもおいしいですが、ちょっと気分を変えて、中国風の拌豆腐という冷たい豆腐料理をアレンジした豆腐丼をご紹介します。

材料さえそろえばすぐに作れて、満足度の高いランチになります。

味の秘密は「ザーサイ」です。

ザーサイはからし菜の一種の野菜を塩漬けにした後、香辛料などにさらに漬け込んだもの。中国でも歴史の浅い漬物ですが、日本では日本橋に本社を構える桃屋が1968年(昭和43年)に『桃屋のザーサイ』を発売したことで広まり、今では日本の食卓のおなじみに。

桃屋のザーサイ 味付けザーサイは桃屋の製品がおなじみ

普通に売られているザーサイは塩抜きしてから味付けし直す必要がありますが、瓶詰めの味付けザーサイであればその手間も不要。買っておくと幅広く使える食材です。