食べる量がふえる成長期は買い物だけでもひと苦労。毎日の献立に頭を働かせ、調理に体力を使って疲れ果てる……。負担を減らして作るにはどうしたらいいのでしょうか? 「みんながよく使う肉・魚(たんぱく質)から献立を決めるといい」と言うのは、予防医療・栄養コンサルタントの細川モモ先生です。細川氏とフードスタイリストのダンノマリコ氏の共著『成功する子は食べ物が9割 栄養ぐるぐるレシピ』より抜粋し再構成のうえ栄養バランス抜群だけど簡単に作れる「鶏肉のレシピ」5選をご紹介します。モモ先生と保育園の給食経験がある管理栄養士のHIROさんが毎日の献立の組み立て方のヒント、

保育園の給食経験がある管理栄養士のHIRO(以下、HIRO):在宅勤務がふえて、仕事と料理、家でどちらもがんばるのはしんどい。「献立が同じものばかり」「忙しくて新しいレシピに挑戦できない」という声は多いですね。

予防医療・栄養コンサルタントの細川モモ(以下、MOMO):私も、栄養が偏らないように、子どもが飽きないように、「1日3食、同じものを出すものか!」と意地になったこともありました。でも、がんばり続けると、燃え尽き症候群になってしまう。

HIRO:買い物も含め、3食を回すのはかなりの肉体労働……。

MOMO:仕事のフルマラソンを終え、あ〜疲れた、がんばったと思ったあとに、ゼロから料理を考えるのって、さらに500mダッシュしろと言われるようなもの! 食事作りの手は抜いてよし!!

“メインたんぱく質”を決めて、献立を考える

MOMO:毎日の献立をどうやって決めるのか、とよく聞かれますが、成長期に必須の「たんぱく質」から考えます。メインは豚肉か、鶏肉か、魚か。たんぱく質を何にするか。

HIRO:たんぱく質が決まると、副菜も考えやすい!

MOMO:牛肉や魚は、値段が高めだけど、栄養のコスパは高い。食費がかさむなか、「栄養と節約をどう両立するか?」が悩みどころです。給食は予算が厳しくても、栄養管理されていますよね?

HIRO:1食200円とか、300円とか。それでも、1日に必要な栄養素の3分の1〜2分の1がとれるように栄養計算されているので、「節約=栄養がとれない」ではないんです。