首都高と警察がいわゆる「ルーレット族」対策として、一部PAの夜間閉鎖を継続しています。走り屋たちを取り締まるべく、警察も新型のオービスを導入しているとの情報もあります。

探知不可!? 新型オービスとは

 首都高と警視庁が、一部PAの夜間閉鎖を行っています。首都高を周回走行する走り屋、いわゆる「ルーレット族」への対策です。

 閉鎖されるのは、箱崎、芝浦、辰巳第一の各PAです。これらPAでは7月から、曜日に関係なく状況により、22時から翌4時までエリアの一部ないし全部が閉鎖されていました。10月2日(金)からは、原則として金曜と土曜の夜に閉鎖する体制です。

「ルーレット族」は政府の緊急事態宣言期間中、夜間の交通量が減った首都高で目立つようになったといい、5月にもPAの閉鎖や、移動式オービスなどを用いた集中的な速度取り締まりが実施されていました。

 その後、経済活動の再開とともに交通量も戻ってきたものの、ルーレット族は依然として見られ、騒音やPA駐車スペースの占有などに苦情が寄せられているとのこと。なかでも、周辺に住宅が多い箱崎PAは、「夜は原則閉めているような状況でした」(首都高速道路)といいます。

 PAの閉鎖は、走り屋やギャラリーが集まるのを防ぐ即効性のある対策として実施されているものですが、警察は速度取り締りについても、新機軸を導入しているようです。

 道路上のオービスの情報サイト「オービスガイド」を運営するパソヤ(千葉県成田市)によると、近年導入が進む移動式オービスでもない、最新式のオービスが首都高C1の沿線で確認されているといいます。

 それによると、新型のオービスはレーザーやレーダーを用いない「光電管」方式で、カメラには一般的な一眼レフカメラのような機材を三脚に立てて使用しているとのこと。近年は移動式オービスを探知できるオービス探知機も登場しているものの、光電管方式の場合は探知できないといいます。また実際に警察から呼び出しを受けた人の体験談として、フラッシュのような光は全く発されなかったそうです。