これは反応に困る“チン”事件。

 ロシアのLCC(格安航空会社)、ポペーダ航空のパイロット2人に、当局側からの調査が入っているといいます。2020年11月11日(水)、同社のモスクワ発エカテリンブルク行きDP407便(ボーイング737、機番:VQ-BTJ)が描いた航路が、男性の局部を表している、というのです。

 航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、同便はモスクワをほぼ定刻通りに出発し、ほぼ真東にあるエカテリンブルクへ向け、まっすぐ飛行していましたが、モスクワ時間14時40分ごろから3万5000フィート(約1万670m)上空で、旋回を繰り返し約35分間飛行。この時間内に、まず小さい円を描いたのち東に進路をとり直進後、折り返す形で180度旋回。しばらく西に戻ったあと、一番最初に描いた円の隣にもうひとつ円を書き、目的地に向かっています。

 イギリスのメトロニュースによると、パイロットは航法装置のチェックを行うため進路の変更を要求したのち、このルートをとったとのこと。背景としては、ロシアのある著名なサッカー選手の公序良俗に反する動画がネット上に流出した疑いで、その選手が代表選考に漏れたことだそう。パイロットが、同選手の扱いに対する抗議、もしくは選手への応援といった意味で、航路でメッセージを送ったとされています。

 この飛行ルート変更の影響で、11日のDP407便は定刻より約20分遅れて到着しています。