1日1フライト、とも限らないようです。

 航空業界の花形であるパイロット。そのウラ側はどのようになっているのでしょうか。現役のJAL(日本航空)のボーイング777型機副操縦士、宮崎義広さんに聞きました。

 宮崎さんによると、JALのパイロットの場合、国内線であれば一日に3フライトをすることもあるとのこと。スケジュールの特徴としては「朝が早い」ことが挙げられるといいます。たとえば午前8時に離陸する便の場合、その1時間半前から空港に着き、出発準備を始めるそうです。移動や着替えなどを含めると、朝の4時半に起床することもあり、「体調管理が大切」と話します。

 また、パイロットになるためには「とくに必要なスキルはない」とのこと。JALでは、事前知識がなくともパイロットになれるよう充実した教育体制「自社養成プログラム」が整っているといいます。

 ただその場合、入社後に2年間の訓練があり、そのあいだに10回の実技試験もあるそう。同じ試験に2度失敗してしまうとパイロットになれないため、宮崎さんは「大学受験より勉強した」と当時を振り返ります。

 宮崎さんによると、パイロットは「やる気と体力」が必要な仕事といいます。飛行機のシステムや飛ぶルートが頻繁に変わることから、定年までアップデートをしていかねばならないなか、「好きこそ物の上手なれ」の精神で進んで勉強ができる人、また年に2回の身体検査を常にクリアしなければならないことから、「体調管理に日頃から気を配れる人」が求められるのでは、と話します。

【独占】朝8時のフライトは何時起き? どうすればなれる? JALパイロットに聞いた!