相鉄はJR直通線開業1周年を記念して、献血するとグッズがもらえるキャンペーンを行います。意表を突く記念キャンペーンですが、どんな背景があるのでしょうか。

昨年は「開業記念」でも実施、なぜこんなコラボが

 相鉄は2021年1月14日(木)から、神奈川県赤十字血液センターと連携し、「相鉄・JR直通線開業1周年記念献血キャンペーン」を実施します。

 キャンペーン期間は3月14日(日)まで。期間中、神奈川県内にある所定の8か所の献血ルームで400ml献血または成分献血を行った際に、相鉄の2021年度カレンダーが先着3000名にプレゼントされます。また、8か所のうち横浜駅・二俣川の計4か所では、さらに「そうにゃんばんそうこう」が先着2000名にプレゼントされます。

 鉄道の開業記念と献血、両者は一見関係の薄いように思われますが、なぜこんなコラボが生まれたのでしょうか。実は「この時期に行う」ことに意味があるようです。

 実は相鉄では昨年も、「相鉄・JR直通線開業記念・献血キャンペーン」としてクリアファイルとばんそうこうを配布するキャンペーンを実施しました。また同時期に、箱根登山鉄道や京急、北神急行電鉄をはじめ鉄道各社で同様の献血キャンペーンが同時期に行われました。

 この時期に献血キャンペーンが行われるのは、冬から春先にかけて、献血者が減少する傾向にあることが関係しています。

 日本赤十字社によると、献血を行う人の約70%は50歳未満で、10代から30代の若年層の献血者数は減少傾向にあり、将来の安定供給に懸念があるといいます。厚生労働省は1月〜2月に「はたちの献血」キャンペーンを行っていますが、若い世代により献血に参加してもらえるよう、鉄道事業者でも様々なアイデアで取り組みを進めているのです。