佐賀県内へは2022年度に延伸予定です。

並行する国道208号の渋滞緩和に期待

 国土交通省九州地方整備局有明海沿岸国道事務所は2021年2月5日(金)、福岡県および佐賀県で建設を進めている有明海沿岸道路について、大川東IC〜大野島IC間が3月14日(日)15時に開通すると発表しました。

 有明海沿岸道路は福岡県大牟田市と佐賀県鹿島市を結び、国道208号に並行する形で整備が進められている全長55kmの地域高規格道路で、通行料は無料です。これまで、福岡県内の三池港IC〜大川東IC間の23.8kmと、佐賀県内の嘉瀬南IC〜芦刈南IC間の6.5kmが開通しています。

 今回開通するのは、大川東ICから筑後川を渡河し、三角州上の大野島ICまでを結ぶ3.7kmの自動車専用道路で、これにより、福岡県内の全区間が開通することなります。

 本区間の開通により、ボトルネックであった大川橋を含む国道208号の渋滞が緩和されるほか、福岡県内から九州佐賀国際空港へのアクセスも向上し、三池港ICから同空港への所要時間は、約45分から約40分に約5分短縮、有明海沿岸道路の整備前と比較すると約90分から約40分へ約50分の短縮が見込まれます。

 あわせて、三角州である大野島地区は洪水時などに浸水被害のリスクがあることから、災害時の緊急輸送路としての機能も併せ持つことになります。

 残る佐賀県内の区間も事業中で、大野島IC〜諸富IC(仮)間の1.7kmは、2022年度の開通を予定しています。