中央線の運行が、線路内に立ち入った人のため約30分、止まってしまう事態が発生しました。定期運行を終了した185系の廃車輸送をねらう撮り鉄が線路内に進入したとみられ、警察も出動する事態になっています。

複数名が線路内立ち入りか?

 東京と伊豆を結ぶ特急「踊り子」などで使われ、2021年3月13日(土)のダイヤ改正で定期運行を運行したJR東日本の185系電車。3月24日(水)には、車両の解体を行っている長野総合車両センターへ、その185系電車を回送する列車が運転されました。

 しかし、その回送列車ねらいの撮り鉄と思われる複数名が3月24日(水)の17時頃、中央線の多摩川橋梁付近で線路内に立ち入ったとみられる事態が発生。中央線の運行が約30分、止まっています。

 やってきた中央線の列車が、鉄橋の途中で停車。そして撮り鉄と思われる複数の人物が、線路内から逃げるような様子が見られました。警察も出動する事態になったようです。

 鉄道営業法には「第三十七条 停車場そのほか鉄道地内にみだりに立入りたる者は十円(※現在は1万円未満)以下の科料に処す」という条文もありますが、線路内に立ち入ることは危険であり、鉄道の安全運行のためしてはならないのは、言うまでもありません。

 廃車を目的とする185系電車の輸送は今後も行われるとみられますが、皆がルールとマナーを守って見送り、その長年の活躍をねぎらいたいところです。

【実際の動画】止まってしまった中央線の電車 線路内から複数の人が逃げていく