引き下げられた「バス・地下鉄1日券」も引き上げになります。

企画乗車券の「価格適正化」 2日券は廃止

 京都市交通局は2021年5月26日(水)、路線バスおよび地下鉄に係る割引乗車券の「抜本的見直し」を行うと発表しました。

 10月1日から、1日券類の価格が次のように改定、あるいは廃止されます。なお価格は大人のものです。

・バス一日券:600円→700円
・地下鉄・バス一日券:900円→1100円
・地下鉄・バス二日券:廃止
・地下鉄一日券:600円→800円
・京都修学旅行1dayチケット:700円→800円(適正価格900円のところ当面の間)
・京都修学旅行1dayチケット(京阪電車拡大版):1000円→1100円(適正価格1200円のところ当面の間)

 さらに、2023年4月1日からは、市民がよく利用するICカード「ICOCA」「PiTaPa」限定で、市バス、京都バス、地下鉄の利用を対象に、条件を満たした場合にポイントを還元する登録型のポイントサービスを導入します。

 これに伴い、「トラフィカ京カード」「昼間回数券」、ならびに全国10種類のICカードによる乗継割引、PiTaPaの利用額割引、市バスまたは京都バスと地下鉄の連絡普通券を廃止します(京阪バス、京阪京都交通と地下鉄の連絡普通券は継続)。

 ただし、トラフィカ京カードと昼間回数券については、廃止に先立って2021年10月1日に発売を停止するということです。

 京都市交通局の1日券類をめぐっては、コロナ以前、インバウンド需要で市民が市バスに乗れない事態が生じていたことから、2018年にバス1日券を100円値上げ、地下鉄・バス1日券を300円値下げし、地下鉄への利用分散を図るなどしてきました。しかし今回は、地下鉄共通券も含む全ての割引乗車券が値上げされるなど、大幅な見直しが図られる形です。