東京五輪の開催にあたり、首都高で自家用車に対し昼間の料金を値上げし、深夜の料金を下げるというロードプライシングがスタート。どんな具合になったのか、実際に走ってみました。

電光掲示板には「料金変動実施」

 東京五輪の開催にあたって2021年7月19日(月)より、首都高で昼間の料金を1000円上乗せする施策(ロードプライシング)が始まりました。自家用車が対象で、目的は「大会期間中の円滑な大会輸送と経済活動・市民生活の両立を図るため」とされています。

 どのような形になったのか記事でお伝えすべく、この日の朝8時ごろ、実際に首都高を走ってみました。区間は1号上野線の入谷(台東区)から、近隣に競技会場がある11号台場線の台場(港区)まで。首都高のウェブサイトによると、距離は12.1km、参考の所要時間は13分と出ていました。

 朝8時ごろ、入谷から首都高へ入ります。料金所の電光掲示板には「料金変動実施」と出ていました。掲出されていた料金表も、赤系の色を使ったやや目立つロードプライシングのものに変更されていました。

台場出口で聞こえてきたETC車載器の声

 1号上野線から江戸橋JCTでC1都心環状線に入り、浜崎橋JCTで11号台場線へ進路を変更。レインボーブリッジを渡ったら、台場出口です。

 流れは順調、特に混雑した区間もなく、参考(13分)と同様の所要時間で12.1kmを走ることができました。なお、今回走行した入谷〜台場間はこの時間、普段から特に混雑はしないため、ロードプライシングによって所要時間が短縮された、ということはないようです。

 台場で出るとき、車載のETC機器から「料金は、1560円です」と、1000円上乗せされた料金が、いつもと変わらない形で通知されました。通常料金は560円ですから、通行料金が2.8倍になった具合です。

 首都高のロードプライシングは、オリンピック期間の7月19日(月)から8月9日(月)までと、パラリンピック期間の8月24日(火)から9月5日(日)まで実施予定。0時から4時までは、夜間割引として5割引きになります。