ホンダ「NSX」の最終モデル「タイプS」が初公開されるとともに、生産終了となることが発表されました。2000万円オーバーのスーパーカーですが、生産終了を惜しむ声が多数寄せられています。

さらば2代目「NSX」

 ホンダは2021年8月3日(火)、スポーツカー「NSX」の最終モデル「タイプS」の情報を世界初公開するとともに、2022年12月をもって、その歴史に幕を下ろすことを明らかにしました。

 NSXは初代モデルがバブル景気真っただ中の1990(平成2)年、世界に通用するホンダの“顔”となるスポーツカーとして発売され、800万円強の価格ながら当時は大人気を博しました。2006(平成18)年に販売が終了し、10年の空白期間を経て2016年に登場したのが現行の2代目モデルです

 3モーターハイブリッドを採用し、「新時代のスーパースポーツ体験を提案したモデル」という2代目はアメリカで生産され、日本へ輸入されています。価格は2400万円を超えますが、SNSでは生産終了を惜しむ投稿が多数。「買えないけれど、憧れの存在だった」「F1撤退を発表した時と同等の失望感」「3代目は電気自動車になるのかな?」といった声が見られます。

 新たに投入されるNSXの「タイプS」は、限定カラーとなる新色のマットカラーを設定するなど、従来のNSXを超えるパフォーマンスとデザインを追求しているとのこと。全世界で350台限定(国内30台)の販売予定です。

 ホンダはNSXについて、「Hondaのクルマづくり、モノづくりにおけるチャレンジの象徴」「モータースポーツ活動などにも大きく貢献し、ブランドの一翼を担ってきた存在」としています。NSXの経験や技術を活かし、「来たる電動化や新たな価値を持ったモビリティ」にチャレンジしていくとしつつ、「最後に、NSXを愛してくださった、すべての皆さまに心より、感謝いたします」と締めくくっています。