中部横断道(静岡〜山梨)の未開通区間と同日に、三重県の熊野尾鷲道路も尾鷲市内の未開通区間がつながり、名古屋から三重県熊野市までが1本で結ばれました。期待の声が多く寄せられています。

紀伊半島に延びる自動車専用道

 三重県で国土交通省が事業を進めていた熊野尾鷲道路 尾鷲北IC〜尾鷲南IC間5.4kmが、8月29日(日)15時に開通しました。

 当該区間は伊勢道の勢和多気JCT(多気町)から南へ延びる紀勢自動車道の延伸部で、尾鷲南ICから南も熊野尾鷲道路の名で熊野大泊IC(熊野市)までが開通していました。その途中の未開通区間がつながったことで、名古屋市から三重県南部の熊野市までが自動車専用道で結ばれました。

 名古屋市〜熊野市間の所要時間は、熊野尾鷲道路の整備前と比べ3時間30分が2時間30分に短縮。これにSNSなどでは「近いなあ!」「一般道を延々車を走らせて(紀伊半島南端の)串本まで行っていたころが懐かしい」といった声が見られます。

 この尾鷲北IC〜尾鷲南IC間の1時間後には、山梨県で中部横断道の下部温泉早川IC〜南部IC間が開通し、静岡〜山梨区間が全通しました。ただ新型コロナの影響で、熊野尾鷲道路は開通式典が中止、中部横断道は一般参加なしで式典をライブ配信という形がとられました。しかしどちらも、途中で一般道への迂回を余儀なくされていた最後の区間がつながったことのインパクトは大きいようで、SNSでは両方の道路開通に注目が集まっています。

 ちなみに、熊野市から先の紀伊半島南部では、半島の海岸沿いを1周する自動車道の建設も、三重県側と和歌山側の双方から進められています。