鉄道高架下に家の表札がかかる…?

近鉄線高架下のガレージハウス第一号

 使い道が限られることが多かった鉄道の高架下、それが「住居」になります。
 
 近鉄不動産と近畿日本鉄道は2021年10月14日(木)、奈良線の河内花園駅(東大阪市)東側の鉄道高架下において、「ガレージハウス」6棟12戸の建築に着手したと発表しました。

 ガレージハウスとは、ガレージと住居が一体になった物件のことで、クルマ・バイク好きの人の“趣味の部屋”として、焦点を絞った新しい賃貸形態だといいます。近鉄不動産はこれまでもガレージハウスを扱ってきましたが、鉄道高架下への建築は初めてだそう。

 今回の物件は株式会社LDK(東京都中央区)が手掛ける建築ブランド「DAYTONA HOUSE」とのコラボです。同ブランドは鉄骨剥き出しのデザインなどが多くのファンに支持されているといいます。

 当該物件は河内花園駅から徒歩4分、大阪中央環状線へクルマで3分という立地。クルマやバイクの愛好家だけでなく、テレワークや作業場、起業後の新たなオフィスといった用途にも対応できるということです。

 また、近鉄線は総延長約500kmのうち約43kmが高架だといいます。今後はガレージハウス事業を奈良線以外にも展開するとともに、鉄道高架下や遊休地において、「新しいワーク・ライフスタイルの提案を続けていきたい」としています。