先代と比べて排水量が約3倍に拡大!

進水式には国防部長菅や海軍参謀総長も出席

 韓国海軍は2021年11月9日(火)、新型フリゲート「チョナン(天安)」が 現代重工業の蔚山造船所で進水したと発表しました。

「チョナン」はテグ級フリゲートの7番艦で、船体サイズは、全長122m、幅14.2m、高さ35.4m、満載排水量は約3640トン。乗員は約130名で、5インチ(127mm)単装砲や近接防御火器(CIWS)20mmファランクス、対艦ミサイル発射機などを搭載するほか、各種ミサイルを発射可能な垂直発射装置「KVLS」などを装備し、艦載ヘリコプター1機の運用能力も有しています。

 主機には、ディーゼルエンジンと発電機からなる「ディーゼル・エレクトリック」に、ガスタービンエンジンを組み合わせた、「CODLOG」と呼ばれるハイブリッド推進方式を採用しており、巡航速度は15ノット(約27.8km/h)、最大速力は30ノット(約55.6km)、航続距離は最大4500海里(約8330km)だそうです。

 なお艦名の「チョナン」とは、2010(平成22)年3月に北朝鮮の魚雷攻撃で撃沈されたコルベット(哨戒艦)「チョナン(天安)」の名を受け継いだものです。そのため、今回の新「チョナン」艦の進水式には、韓国国防部(国防省)トップの徐 旭(ソ ウク)長官や、夫 石鍾(プ ソクジョン)海軍参謀総長なども出席したほか、天安艦遺族会長を始めとした事件の犠牲者や遺族らも列席していました。

 韓国海軍の計画では、「チョナン」は2023年に就役する予定です。