東武鉄道が行っている「特急リバイバルカラー車両企画」。第3弾として100系「デラックスロマンスカーカラー」スペーシアが登場しました。往年の1720系「デラックスロマンスカー」をイメージしたもので、先頭車前面の運転台周りも1720系にあわせてグレーになりました。

運転台部分の窓周りは初めてグレーに

 東武鉄道では、特急車両100系「スペーシア」と200型「りょうもう」がデビューから30年を経過したことを記念して「特急リバイバルカラー車両企画」を行っていますが、第1弾の100系「デビューカラーリング」スペーシア、第2弾の200型「1800系カラーリング」に続く第3弾として100系「デラックスロマンスカーカラー」スペーシアが登場。2021年12月3日(金)、南栗橋車両管区春日部支所でその姿が報道陣に公開されました。

「デラックスロマンスカーカラー」スペーシアとなったのは100系101編成で、塗装はロイヤルベージュにロイヤルマルーンの帯。1960(昭和35)年から1991(平成3)年8月まで日光・鬼怒川エリアへの特急列車として使用された1720系「デラックスロマンスカー」をイメージしたものです。1720系は「DRC」(Deluxe Romance Carの略)とも「デラ」と呼ばれ、鉄道愛好家に親しまれていました。

 100系は先頭車の運転台部分の窓周りが黒色ですが、1720系では運転台部分のガラスが灰色のゴムで押さえられていたこともあり、「デラックスロマンスカーカラー」スペーシアもグレーに変更するというこだわりよう。100系で運転台部分の窓周りを塗色変更するのはこれが初めてです。

 この100系「デラックスロマンスカーカラー」スペーシアは、12月6日(日)の団体臨時列車から営業運転を開始する予定です。

 東武100系は2011(平成23)年から実施されたリニューアルにより、「雅」基調(江戸紫)、「粋」基調(淡いブルー)、サニーコーラルオレンジ基調の編成が登場。2015(平成27)年には日光東照宮四百年式年大祭記念として金色に朱色と黒色の帯を」巻いた「日光詣スペーシア」が登場しましたが、「粋」基調だった108編成と109編成が「デビューカラーリング」スペーシアに、同じく「粋」基調だった101編成が「デラックスロマンスカーカラー」スペーシアになったことより「粋」基調は消滅しました。

「雅」基調の102、105、107編成も「デビューカラーリング」スペーシアになることが決まっているため、近いうちに「雅」基調も見納めとなる予定です。