20年前の12月20日、名神高速道路にあった上石津PAが廃止になりました。

「何もない」がある場所

 2001(平成13)年の12月20日。岐阜県大垣市にあった、名神高速道路の上石津パーキングエリアが廃止されました。

 上石津PAは1964(昭和39)年の路線開通当初から、下り線に設置。当初からPAとは名ばかりで、トイレも商業施設も皆無、ただ「本線から外れた細長いスペース」があるだけの存在でした。

 このPAの存在意義はもちろん一定間隔で設けられる休憩所であるほかに、岐阜県と滋賀県の県境の豪雪地帯を抜けるトラックなどが、チェーンを装着するために停車する場所でもありました。

「日本一ショボいPA」とも言われマニア的な人気がありましたが、開業から37年目にPAとしての指定を外れ、道路管理用の用途に使用されることとなりました。現在もそのスペースや分離帯のブリンカーライトなどが残り、車窓にPAの面影を見ることができます。

 ほかにも名神には番場PA(滋賀県米原市)、甲良PA(同甲良町)がありましたが、いずれも廃止されています。