日本の航空ファンが固唾を飲んで飛行ルートを追っていました。

関空に着陸

 ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスの貨物機「ベルーガ」が2021年12月24日(金)のお昼過ぎ、関西空港へ到着しました。同機が日本にやってくるのは、1999(平成11)年の成田空港への飛来以来、2度目です。

「ベルーガ」は旅客機「A300-600」をベースとし、おもに航空機のパーツを輸送する目的で作られました。翼などの長尺の荷物をも運ぶために、胴体上部が大きく膨らんだルックスが特徴で、その姿から「ベルーガ(シロイルカ)」と称されます。ただ、平時はおもにヨーロッパ圏内のエアバスの工場間を飛び回っており、日本に来ることはめったにありません。

 今回「ベルーガ」はエアバスグループが製造するヘリコプターを神戸空港内の同社の格納庫まで輸送するため、日本にやってきたと見られます。

 担当機は「F-GSTC」で、現地時間19日(日)に、エアバス本社のあるフランス・トゥールーズからエアバス・ヘリコプターの工場があるマルセイユまで飛んだのち、そこからポーランドのワルシャワ→ロシアのノボシビルスク→韓国・仁川を経由。そこから、関西空港へやってきました。同空港への寄港は、通関手続きのためと見られます。そして翌25日(土)の午前、関西空港を出発し、淡路島上空を約30分フライト。最終目的地とされる神戸空港へ到着しました。

※取材協力:浜風(Twitter:@hamakazeB747)さん