実質延伸といっていいくらいの立体の長さ!

起点部の平面交差点をオーバーパスして80km/h一般道へ

 栃木県は2022年1月18日(火)、整備中の国道119号「上戸祭立体」(仮称)について、走行イメージ動画を公開しました。完成後は現地の交通形態が大きく変化するためとしています。

 上戸祭立体は、「宮環」こと宇都宮環状道路から北へ延びる国道119号のバイパス「宇都宮北道路」の起点部交差点(北道路入口交差点)を立体化する事業です。宇都宮北道路は東北道・日光宇都宮道路の宇都宮ICと宇都宮市街のアクセス道路ですが、この起点部交差点で慢性的な渋滞が発生しているといいます。

 立体部は、宇都宮北道路の本線高架橋から東へ、曲線を描きつつ、北道路入口交差点の東側にある長岡町交差点もオーバーパスして宮環の右車線側に取りつく線形となっており、延々1km近くに及びます。

 これにより、渋滞の解消と宇都宮中心街からのアクセス強化が図られるとのこと。開通は、「いちご一会とちぎ国体」本大会前の2022年夏頃が予定されています。

 ちなみに、宇都宮北道路は一般道ながら、全線高架で最高速度は80km/h。法律上の自動車専用道ではありませんが、それと同等の交通規制が敷かれています。開通から2年後の2005(平成17)年に60km/hから最高速度の引き上げが実施されましたが、これは一般道で最高速度80km/hまで引き上げられた全国初の事例とされています。