「純粋な小型車マス」は減っていきます。

あと3か年で大型1500台拡充

 高速道路のSA・PAの駐車マス拡充が進んでいます。主眼が置かれているのは大型車マスを増やすこと。大型車が夜間に駐車できず、そこら中に車両があふれる状況が続いているからです。

 NEXCO3社(東日本、中日本、西日本)が2022年4月に発表した今後の拡充計画によると、2021年度までに大型車マスを約910台分拡充したところ、2024年度までの3か年でさらに計1500台分を増やすといいます。うち2022年度は約600台を拡充するとのこと。

 駐車場の拡張なども進められていますが、それには限界があります。そこで、大型の台数を増やす対策として行われているのが、マスのレイアウトの見直し。なかでも小型・大型の「兼用マス」を増やしています。

 小型車マス2台分を前後に配し、小型車用にも、大型車1台分にも使えるのが兼用マスです。これにより、2021年度は小型車用378台分、大型車用907台分の増設につなげています。一方で、「小型車専用」の駐車マスとしては、291マスの減少となっています。

 ただ、兼用マスは小型車が1台で使用していると、大型車が停められなくなるため、小型車は縦列駐車での利用が呼びかけられています。停めたくても停められない状況が生じている背景には、そのような駐車マスの不適切利用や、長時間占有なども影響しており、NEXCO各社はソフト・ハードの両面から対策を進めています。