九頭竜湖までの開通は、来年秋の見込みです。

断層帯のトンネル工事が一部難航

 国土交通省 福井河川国道事務所は2022年4月21日(木)、福井県内で事業中の中部縦貫道「大野油坂道路」の和泉・油坂区間(福井県大野市)について、開通予定を一部見直して発表。全線開通は2026年春、大野IC〜勝原ICの開通は当初どおり2022年度中であるものの、勝原〜和泉IC(JR九頭竜湖駅付近)の開通は「2023年秋」となる見込みで、半年ほど延期になります。

 大野油坂道路が全通すれば、すでに開通済みの油坂峠道路と繋がり、北陸道の福井北JCT・ICと東海北陸道の白鳥ICが高速道路で直結され、北陸・中部地方の交通ネットワークの利便性が大きく向上します。

 工期変更の理由について、勝原IC〜下山ICで進められている本道路最長のトンネル「荒島第2トンネル」の地山状況を挙げています。断層帯があるなどの影響で掘削に遅れが生じていましたが、今回、状況がおおむね把握でき、掘削完了の見通しが立ったことから、再び開通予定が発表されたのです。

 ちなみに、大野東IC、勝原IC、下山IC、和泉ICはJR越美北線の下唯野駅、勝原駅、越前下山駅、九頭竜湖駅付近にそれぞれ位置します。2023年秋には、越美北線の運行範囲がすべて高規格道路でカバーされることになります。