4発エンジン機自体、だいぶ見られなくなっています。

副務機としてA350-900XWBベースの政府専用機も

 2022年4月28日(木)の昼すぎ、ドイツの政府専用機A340-300「16+02」が羽田空港に飛来しました。

 これは、同国オラフ・ショルツ首相の来日によるもので、前日には副務機としてA350-900XWBベースのドイツ政府専用機も着陸しています。

 A340-300ベースのドイツ政府専用機は2機あり、機番16+01の方が「コンラート・アデナウアー」、機番16+02の方は「テオドール・ホイス」という愛称が付けられています。由来は前者がドイツ連邦(当時は西ドイツ)の初代首相の名で、後者は初代大統領の名から採られています。両機とも、ドイツ空軍が2011(平成23)年ころから運用していますが、新造機として導入されたものではなく、ルフトハンザ航空が運航していた中古機を購入し、所要の改修を施したものでした。

 政府専用機のため、おもに大統領や首相、国務大臣、連邦議会議長、憲法裁判所所長などの公務で用いますが、人員輸送時には最大143名を収容することができるほか、機内に集中治療室を設けることもできるそう。なお、2013(平成25)年には赤外線誘導ミサイルの妨害システムを増設する改修も行っています。

 すでにドイツ政府は、前出の新型A350-900XWBに更新を進めており、近々退役する予定です。そのため、もしかすると今回の羽田飛来が最後の来日になるかもしれません。