東北道の首都圏寄りの区間で最高速度引き上げ準備が進められています。本線上に整備中の「あるもの」が、それを示しています。

最高速度引き上げが近い? 東北道の首都圏区間

 東北道の首都圏寄りの区間で、最高速度の引き上げが近いようです。

 高速道路の最高速度は通常100km/hですが、新東名や東北道の一部区間では、実証実験を経て2020年から120km/hへ引き上げられました。東北道では岩手県内の花巻南IC〜盛岡南IC間で実施されています。

 そして2022年5月現在、東北道の埼玉県内でも、その準備が進められていることが確認できます。最高速度の引き上げに必要な「可変式速度規制標識」が2個1セットで、すでに設置されているのです。いずれも未稼働で「試験中」との看板が設置されています。

 実際に運用が始まると、乗用車などへ向けた「110」ないし「120」の速度表示と、大型車へ向けた「80」の表示がそれぞれ点灯すると考えられます。大型車の最高速度は80km/hで据え置かれるので、規制速度に差が生じるほか、悪天候時などに規制速度を柔軟に引き下げられることから、最高速度の引き上げ区間には可変式速度規制標識が必ず2個セットで設置されているのです。

 高速道路の最高速度引き上げは、実証実験が行われた新東名の静岡区間、東北道の岩手県内のほか、3つの候補区間が警察庁から示されています。そのうち東関東道の四街道IC〜成田JCT間は、2021年12月から110km/hへ引き上げられました(候補区間としては千葉北IC〜成田JCT)。

 東北道では浦和IC〜佐野SA(佐野スマートIC)間が候補とされています。NEXCO東日本関東支社によると、具体的な区間や規制の詳細は、現在、警察と協議中とのこと。なお、他に常磐道の柏IC〜水戸ICも候補になっていますが、こちらでも警察の協議や準備を進めているということです。