「プシュー」「ピンポンパンポン」「駆け込み乗車はおやめください」…すべて文字になります。

上野駅で半年間実施予定

 JR東日本は2022年6月9日(木)、上野駅ホームで音の視覚化装置「エキマトペ」の試験運用を行うと発表しました。期間は6月15日から12月14日までで、設置箇所は山手線・京浜東北線の北行き1・2番ホームです。

 これは富士通・JR東日本クロスステーション・大日本印刷との協働で行われるものです。川崎市立聾学校とのワークショップで提案されたアイデアを具体化し、昨年9月に巣鴨駅で3日間行われた実証実験をもとに、省スペース化をはじめ改良を実施。今回は半年の長期間にわたって行われます。

「エキマトペ」は聞こえてくる「1番線 ドアが閉まります」「ガタンゴトン」「プシュー」など、音や声をリアルタイムで文字化し、ディスプレイに表示。音が近づいてくると文字も大きくなる仕掛けです。さらに言葉については自動認識で手話の映像や、特有のアニメーション(ドア開閉や電車接近など)を表示するほか、内容にそってフォントも、キラキラしたものやシックなものなどに適宜切り替わります。

 JR東日本は今回の取り組みについて「聴覚に障がいをもつ方をはじめとする駅をご利用のお客さまへ快適な体験を提供することで、より安全安心な鉄道利用を実現するとともに、ダイバーシティ&インクルージョンへの相互理解の促進を目指します」としています。