あのレトロ感のある機内、近いうちに乗れなくなるかも。

1機導入&グローバルメンテナンスの契約

 長崎県に拠点を構える地域航空会社のORC(オリエンタル・エアブリッジ)と、フランスのリージョナル(地域間輸送)航空機メーカーのATRが、ATR42-600旅客機の導入とグローバルメンテナンスの契約覚書を、2022年7月に締結しました。

 ORCは、現在運航しているボンバルディアDHC8-Q200(39席)が導入後20年を経過したことを踏まえ、2021年末にATR42-600旅客機の導入をすでに決定しています。なお、DHC8-Q200は、ANAウイングスやRAC(琉球エアーコミューター。カーゴコンビ型)で運航されているDHC8-Q400シリーズを小型化したタイプで、ORCからの退役で、国内で同モデルを運航する民間航空会社はなくなります。

 覚書では、ATR42-600旅客機を1機導入する旨と、ATRが整備費を削減し運航効率を高めるためのグローバルメンテナンス契約(GMA)を通じて、ORC向けに最適化されたサポートを提供する旨などが盛り込まれます。

 ORCの田中和史・代表取締役専務は「当社は、市場で最も効率性に優れ、当社が保有することになるATR機は、ATR とのグローバルメンテナンス契約により、高効率でライフラインを結び、信頼性の高いサービスを提供して、長崎県の離島の活性化に貢献します」とコメントしています。