ハンドル握る警察官もドキドキとか?

元犯罪者のクルマ、今度は取り締まる側へ

 チェコ共和国警察は2022年7月25日、フェラーリ458イタリアを警察車両として導入したと発表しました。

 説明によるとこのクルマ、犯罪者から押収したものとのこと。財産差し押さえを行った際に、押収品のなかにあった車両を警察車両に転用したとのことで、これにより交通警察活動の再建を図るとしています。

 車体の詳細は、2011年式のフェラーリF142-458イタリア、押収時の走行距離は約2000kmで、カラーリングは赤。排気量4500ccのV型8気筒水冷ガソリンエンジンを搭載し、最高出力は416kW(566PS)、最高速度は326km/hを発揮します。

 警察車両へ改造するにあたり、カラーデザインを変えただけでなく、警告灯を車体各所に搭載、無線機や発光式サインボード、カメラシステムを増設し、さらに乗務員が用いるためのガンタイプのスピード計測器(スピードガン)を装備しているそうで、これら改造費用の総額は34万チェココルナ(日本円で約192万円)だそうです。

 なお、この金額は自国製のシュコダ「スカーラ」のパトカーを導入するのと同程度(約30万チェココルナ)とか。

 フェラーリ458イタリアは主に高速道路での交通取締に用いるほか、盗難車の捜索、警察活動のPRイベントなどにも姿を現すとのこと。特殊車両のため、乗務するのは特別訓練を受けた警察官に限られるといいます。