再拡大が懸念されていますが、いまのところ「それで激減」ではないようです。

国内線も昨年より増加

 国内航空会社各社が、2022年お盆期間(2022年8月6日〜16日)の予約状況を発表しました。新型コロナウイルス感染再拡大の状況下ではあるものの、国内線は前年より予約数は好調に推移。そして3年ぶりに水際対策が大幅に緩和された国際線は、より大きな回復傾向がみられます。

 JAL(日本航空)グループ国内線の2022年お盆期間の予約者数は、前年比192.6%となる101万440人。同社は「新型コロナウイルス感染症の再拡大により至近の予約数の伸びがなだらかになりつつも、総予約数では前年比で約2倍のご予約をいただいており、好調に推移している」とコメント。方面別では、全方面で前年を大きく上回っており、特に、沖縄線は感染拡大前の2019年とほぼ同水準まで回復しているといいます。

 ANA(全日空)国内線2022年お盆期間の予約者数は、前年比166.8%となる116万35人。同社も「再拡大している状況にありますが、予約数は引き続き増加している」とし、「予約数は前年比1.7倍、コロナ前の7割強まで回復している」とコメントしています。方面別についても前方面で伸びを見せている一方で、とくに、東北・北陸、中・四国方面が前年比2倍近い予約数を記録。また同社は「15歳以下のお客様のご予約は前年比3倍となっている」ともしています。

 LCC(格安航空会社)の予約数については、ジェットスター・ジャパン国内線が前年比160.2%となる12万2442人、ピーチ国内線が117.1%となる22万5767人を記録しています。

 一方、それより著しい回復を見せているのが国際線です。

国際線、ハワイは「昨年比10倍」「予約率9割弱」?

 JAL国際線の予約者数は前年比約4.5倍となる13万1147人、ANA国際線の予約者数も前年比4.3倍となる12万4801人と発表。

 JALは「国際線は、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準には達していないものの、水際対策の緩和などにより、総予約数は10万人を超えるなど前年を大きく上回っています」とコメント。方面別では、特に、北米線、欧州線、東南アジア線、ハワイ線が高い予約率となり、「中でもハワイ線は前年の10倍以上のご予約をいただいています」とのことです。

 ANAは「水際対策の影響が続いておりますが、各国で入国規制が緩和・撤廃されていることから、北米・アジア間の接続需要が好調に推移し、予約率は7割を超えています」とコメント。ハワイ線についても「7月より週2便にて就航再開したフライングホヌ(成田=ホノルル)もご好評をいただいており、ハワイ路線の予約率は 9 割弱の高水準となっています」としています。