都市計画素案説明会が8月に開催されます。

途中、東陽町駅で東西線と乗り換え可能となる見込み

 東京都および東京メトロが2022年8月、都市高速鉄道第8号線、いわゆる東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲〜住吉)の計画事業に関する都市計画素案説明会を4回開催します。

 この分岐線は、その起終点(計画)をとって「豊住線」とも呼ばれます。両駅側とも開業当時から豊住線が発着することを見越して駅が建設されるなど、都市計画はすでにあったのです。全長は約5.2km。中間には、東西線との乗り換えが可能な東陽町駅を含み3駅が設置される予定です。このたび事前資料が公開され、中間駅の場所と仮称が判明しました。

 詳しく見てみます。豊洲駅を出て大きく北東へ向きを変えた豊住線は、首都高9号「深川線」の近くで最初の駅、枝川駅(仮称:江東区枝川2丁目付近)に到達。続いて潮見運河やJR京葉線を越え、東京メトロ深川検車区を過ぎたあたりで北進し、東陽町駅(仮称)に達します。そのまま四ツ目通り下を進み、仙台堀川を越えた先で3駅目、千石駅(仮称:江東区千石2丁目付近)へ。その先もほぼ真北へ進み、小名木川を越え住吉駅に接続するというルートです。

 豊住線について江東区は2020年、「区内の南北交通の利便性向上のみならず、東京区部東部や埼玉県南部、千葉県北西部から国際競争力強化の拠点に位置付けられている東京臨海部へのアクセス性向上、東京メトロ東西線などの混雑緩和など、大変高い整備効果が見込まれる」としています。当時、総事業費は約1600億円、建設期間は10年を想定していましたが、新型コロナウイルスによる鉄道利用者減少といった影響を注視しながら、検討を進めるとも話していました。