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対象路線は一挙2.5倍 ダブル連結トラック

 国土交通省は2022年11月8日(火)、「ダブル連結トラック」の主な通行経路となる高速道路の対象区間を同日付で拡充したと発表しました。対象区間は2050kmから、一気に5140kmとなりました。

 ダブル連結トラックとは、1台のトラクターで大型トラックのトレーラー2台をつないだもので、その全長は25mに及びます。通常、全長12mを超える車両を走行させるには、ルートを国に申請し、特殊車両通行許可を取得する必要がありますが、この特車許可の基準を全長21mから緩和して実現。2016年度より実証実験が行われ、2018年度に本格導入となりました。

 1台で大型トラック2台分の輸送力を確保できることから、トラックの人手不足に対応する施策として期待されています。今回は、物流事業者からの要望を受ける形で、その対象路線が約3年ぶりに拡充されたのです。

 範囲は北は十和田IC(東北道)、南は鹿児島IC(九州道)、宮崎IC(宮崎道)まで拡大したほか、外環道、近畿道といった大都市部も対象に。複数社または複数路線での要望にも、1路線のみでの要望にも応えた形です。ただ、暫定2車線区間のほか、ICや一般道の構造上、走行が難しい区間は除外されています。

 また、6月末時点でSA・PAなど95か所、237台分あるダブル連結トラックの駐車マスについても、拡充路線での走行が想定される時期(2024年4月以降)までに、26か所を新たに整備し、「連続4時間運転につき30分の休憩」という改善基準告示を超過する箇所を解消するとしています。以後もニーズを踏まえて順次整備を行うそうです。