時計回り一方通行の環状線ゆえの対策?

名古屋高速にも緑の実線

 名古屋高速は2022年11月24日(木)、交通安全対策として「車線キープグリーンライン」を、鶴舞南JCTで11月下旬に導入すると発表しました。

 3号大高線の北行きから、時計回り一方通行の都心環状線へ合流する箇所の左車線側に、約1kmにわたって緑の実線が車線両端に引かれます。道路交通法に基づく区画線ではなく、ドライバーに車線変更を抑制してもらうための安全対策です。

 ここでは、大高線の右側車線から環状線へ向かうクルマが多く、環状線本線から移ってくるクルマとの錯綜が生じているとのこと。2021年度までの3年間で発生した47件の事故のうち、約7割が車線変更による車両衝突だそうです。そこで、左側から右側への車線変更を抑制し、車両を分散させて混雑を抑え、事故の危険性を減らすことに主眼が置かれています。

 この車線キープグリーンラインは、NEXCO東日本が2021年に関越道下り線の東松山IC付近へ初めて導入。ここでは、上り坂となる箇所で車線変更を抑制し、渋滞を少しでも緩和させることが狙いでした。施工前と比べて67〜76%、車線変更回数が減少したことが確認されているといいます。

 渋滞対策ではなく、安全対策を主眼とした今回の名古屋高速での導入、その効果が注目されます。