トルコの兵器国産化率は70%を超えるそうです。

トルコが設計・開発した輸出用軍艦プログラムが原型

 パキスタン政府は2022年11月25日、トルコ国営のイスタンブール海軍造船所で建造中であったコルベット「カイバル」が進水したと発表しました。

 これは、トルコが国家レベルで進めている国産軍艦建造プログラム「MILGEMプロジェクト」によって建造や艤装が進められているバーブル級コルベットの3番艦です。

 パキスタンとトルコは2018年7月5日に売買契約を結んでおり、1番艦「バーブル」と今回進水した3番艦「カイバル」はイスタンブール海軍造船所で、一方2番艦「バドル」と4番艦「タリク」はパキスタン国内にあるカラチ造船所で建造する計画です。

 すでに1番艦「バーブル」と2番艦「バドル」は進水済みで、前者は早ければ2024年までには各種艤装を終え、パキスタン海軍に引き渡される予定だそうです。

 バーブル級コルベットは、排水量約3000トン、全長は108.2mで、76mm単装速射砲と35mm機関砲を各1基、VLS(垂直発射装置)や対艦ミサイルランチャーなどを装備するほか、船体後部にはヘリコプター格納庫と飛行甲板を備えます。

 今回の進水式にはパキスタンのシャバズ・シャリフ首相、トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領の双方が参列。式典ではパキスタンのシャリフ首相がトルコ大統領とトルコ国民の洪水救援支援に感謝の意を述べるとともに「両国は、平和を脅かす様々な侵略行為を防ぐため、戦力拡充において深く提携していきます。」とコメントしました。