桜通線の徳重延伸以来の新駅開業となるでしょうか。

市が設置検討中

 名古屋市が2023年度の予算要求で明らかにしたところによると、名古屋市営地下鉄東山線の名古屋〜伏見間の新駅設置に向け、住宅都市局が今年度に引き続き調査検討を行っていく予定としています。予算は今年度と同じ1200万円の見込みです。

 名古屋駅南東側にある柳橋中央市場は、明治以来より名古屋の台所として発展してきた、歴史ある市場。リニア中央新幹線の開業にともなう名駅周辺のまちづくりの一環で、この柳橋市場の活性化施策として、アクセスに至便な地下鉄の新駅の設置検討が進められています。

 2020年度までの調査で、建設費は約100億円以上、現状では1日あたり利用者数約6000人の増加が必要という試算が出ています。この課題に対処し、国庫事業化に必要な費用便益比を確保するために、駅の価値を高めるまちづくりなどの可能性など、調査検討が今度行われていきます。

 住宅都市局によると、今年度は駅設置による回遊性効果の調査などを実施。来年度はさらに発展して、周辺地区の開発予定をふまえた将来的な便益の予測などを調査していくとしています。あわせて、柳橋市場のPR施策も継続実施するとのこと。

 名古屋〜伏見間の駅間距離は1.4km。北側で並行する地下鉄桜通線には国際センター駅がありますが、東山線には相当する駅がなく、地元からの設置要望も挙がっていました。